Cherry Revelation物語のはじまりを、ひとつの名前から。保存リスト 0
Cherry Revelation
創作ガイド

候補を比べる、小さな読み合わせ

好みの投票だけで終わらせない命名テスト。

質問を行動に変える

「この名前は好き?」だけでは修正の方向がわかりません。「地図から港を探して」「この二人を呼び分けて」と、実際にする行動を頼みます。時間を競わせる必要はなく、迷った箇所を聞き取ることが目的です。

由来はあとで説明する

先に作者が由来を話すと、その説明を覚えた結果になりやすくなります。まず名前と最小限の場面を見せ、どんな役割を想像したか聞きます。説明後の感想は別に記録してください。

少人数の結果を大きく言わない

数人の読み合わせで迷いが減っても、全利用者に通じる証明にはなりません。参加者の条件、見せた画面、聞いた質問を書いておけば、後から別の環境で試すときに比較できます。

直すのは一度に一つ

響き、表記、長さを同時に変えると、何が改善したのかわかりにくくなります。まず似た語頭だけを変え、次に一覧での長さを確かめるなど、変更と確認を小さく分けます。

作例:港を探す課題で、名前を比べる

灯瀬港、灯綾港、雨待ち港を仮の地図へ置き、指定した場所を探してもらいます。好きな名を投票してもらうのではなく、どこで迷ったか、何を目印にしたかを聞きます。もし灯瀬と灯綾の取り違えがあれば、語頭、文字の形、位置のどれが影響したかを一つずつ変えて確かめます。反応を成功率として大きく宣伝するための作業ではありません。

見せる条件を揃える

一方の候補だけに魅力的な背景や由来を添えると、名前の違いを比べているのか、説明の魅力を比べているのかわかりません。まず同じ書体と同じ長さの文へ入れ、次に作品本来の場面へ置きます。最初の印象と、背景を知った後の印象を別々に記録すると、どの段階で意味が伝わったかを考えられます。

読み合わせの記録を残す

参加した人の人数、見せたもの、質問、返ってきた言葉、作者が直した点を簡潔に書きます。個人を特定する情報を集める必要はありません。迷いが見つからなかった場合も、すべての人に通じると断定せず、今回の条件では問題が出なかったと整理します。後で画面や登場人物が増えたら、必要な部分だけを再確認できます。

次の修正を一つ選ぶ課題

気になった候補を一つ選び、表記、音、長さ、説明の置き場所の中から一項目だけ直します。変更前後の例文を並べ、何が改善したつもりなのか一行で書きます。再確認して別の問題が出た場合は記録を追加し、最初の理由を消さないでください。完成した名だけでなく選んだ過程が、次の制作でも使える材料になります。

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